【お笑いを語るな】の話。
今年もM-1グランプリが幕を閉じました。
普段テレビを全く見ない僕ですが、一年間で唯一しっかり見る番組がM-1です。
「お笑いを語るな」
中学生の頃
漫才にめちゃくちゃハマってた時期に
兄から言われました。
昔から面白いコト、モノ、ヒトは好きでした。
あわよくば、コレを通して自分が多くの人に面白いとも思われたい。
(それは承認欲求。)
もし僕の文章を面白いと思ってくれる人がいるのなら、あのとき言葉選びの力を無意識に吸収できていたのかもしれません。
思考の言語化を鍛えている僕ですが
お笑いはやっぱり「感覚」でもいいんかなと。
日本のお笑いカルチャーは唯一無二。
特に僕は漫才が好きです。
マイク一本に人間2人(大体)。
究極に削ぎ落とされた、chopされた演芸なのに、
オモシロい。
M-1なんて言ってしまえばただの特番やのに、次の日学校や会社で話題になる。観てなかったら話題についていけない。
それって結構すごいことなのでは?
「お笑いを語るな」
ウエストランドのネタにもあったように
「イタい分析」など、僕は避けたい。
ここがこうだから面白い!は後から分かる知覚ですから。
それよりも先に感覚の「笑い」がくる。
なんか分からんけどオモロい。
それも立派なお笑い。
だから私は、フースーヤ。
おしまい。